こめかみのしこりの種類

こめかみ付近にできるしこりには、たくさんの種類があり、様々な原因があります。
しっかり治療するためには、まず自分のこめかみのしこりの種類と原因をつきとめることが大切です。

こめかみのしこりで一番多いのは、リンパ節の腫れです。
リンパ節に風邪などが原因で菌が入った場合に、腫れや痛みが伴うことが多いとされています。
これが原因での腫れは、しばらくするとおさまることが多いです。
もし痛みやしこりが大きくなっていったりする場合には、他の病気、ウィルス性のリンパ節炎症などが考えられます。
おたふく風邪も似たような症状があるので、注意が必要です。

もう一つよくあるのが、顎関節症です。
こめかみ付近が痛い、口が開けづらい、などが主な症状で、慢性的な疾患です。
特に10代後半から30代の女性に多い病気です。
原因はいろいろありますが、無意識下でのくいしばりや歯ぎしりが主な原因です。
うつぶせ寝や、横向きに寝る習慣のある方は、要注意です。

そして小児によくあるのが石灰化上皮腫です。
ほとんどは良性のものなので心配ありませんが、神経を圧迫したり、炎症が繰り返し発生することもあるので、注意が必要です。

こめかみのしこりへの対処方法

自分のこめかみのしこりの種類や原因がわかったら、後は適切な対処をするだけです。

まず、リンパ節の腫れの場合。
だいたいは、風邪が治るのと一緒に腫れや痛みはなくなります。
もし風邪の症状が長引いたり高熱が出るようでしたら、すぐに病院で受診してください。
ウィルス性のものでしたら、すぐに抗生物質を処方してもらえます。

次に顎関節症の場合。
あごが鳴る程度の軽症のものは、放置しても構いません。
こめかみ付近の痛みや、口が開きづらいなどは重症なので、治療が必要です。
まずは日常生活での注意で、様子を見ることがほとんどです。
マウスピースのようなものを、寝るときだけはめることもあります。
明らかにかみ合わせが原因とわかっている場合は、かみ合わせを変えることもあります。
症状が出てから治療までの期間が短いほど治りも早いので、気になったらすぐに口腔外科に行ってみることをお勧めします。

そして石灰化上皮腫ですが、病院で良性と診断されたら、ひとまず安心して良いでしょう。
手術する場合、小さなお子さんですと全身麻酔になってしまうので、12、3歳の局所麻酔に耐えられる年齢になってからの手術をお勧めします。

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